住民こそ主人公の町 美里町をつろう  

★2015年3月議会

一般質問 ―

2015年3月議会



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笹井 均議員の一般質問―  2015年3月議会

笹井 均0


《町民アンケートの町民の切実な意見に応えること》

【笹井】 日本共産党がこの間に行った町民アンケートに町民の切実な意見が寄せられています。アンケートでは【消費税】の10%の引き上げには賛成8%、反対76.2%です。反対の理由の一番が「暮らしが大変」、2番が「社会保障に使われない」、3番が「景気が悪化する」となっています。8%への値上げが「暮らし向きが苦しくなった」原因の一つです。消費税を10%に引き上げないことの働きかけを国や関係機関に申し入れるとともに、町独自にできる対策をすることについてお聞かせください。

【町長】8%への増税による影響などで個人消費の低下により、景気の回復を押し下げています。消費税を10%に引き上げることは、この間に消費の拡大が進み、景気の回復を進めることが肝要と考えています。


【笹井】 【町政に力を入れてもらいたいこと】の1番に「国保税や介護保険料の軽減」2番目に「医療・介護・在宅支援などの高齢者福祉の充実」3番目に「若者が住める街づくり」4番目に「子育て支援の充実」です。

【子育て支援】については1番が「高校卒業までの医療費の無料化」。2番目に「いじめ不登校対策」。3番目に「保育料学校給食費などの軽減」です。

【町長】子育て支援などの充実も必要な施策であり、町独自の魅力ある事業にも力を注がなければなりません。子育て支援では、4月から新たに多子家庭の保育料軽減対策も行ってまいります「子育てをするなら美里町で」と、正直心の中では思っているのですけれども、何せ財政力がないとできないが、給食費に町の補助金が今わずかですが、入り始めました。もう少し子育て支援関係にはお金をつぎ込んでいきたいという気持ちはやまやまです。子育て支援関係に少しシフトをしていくという姿勢を今回の保育料の中で出したつもりです。


【笹井】 【国保税】の値上げで「払えなくなる」14%、「下げてほしい」29.3%、「上げないでほしい」44.6%、合わせて88%となっています。

【水道料金】については「下げてほしい」13.4%、「上げないでほしい」71.8%合わせて85.2%に上っています。それぞれの項目に町民の願いに応える対策をすることについてお聞かせください。

【町長】国民健康事業や介護保険事業が将来にわたり安心して医療、介護が受けられるよう町民の皆様のご負担をお願いしています。なお、企業会計の水道事業も同じようなことが言えます。アンケートの内容全てにお答えすることは、新たな住民負担につながることにもなります。
将来に向けて実施すべきことは、スマートインターチェンジ事業の実施を契機に、今後企業誘致等に取り組み、雇用の場をふやすことなど自主財源確保につながる事業に着手します。しかし、自主財源確保の取り組みは、すぐに結果が出る事業ではなく、着実に推し進める必要がございます。社会的な相互扶助の精神と安定した財政基盤の確保、将来にわたり持続可能なまちづくりのために、町民の皆様にご負担をいただきたいところは引き続きお願いをしてまいりますが

笹井議員さんのおっしゃる値上げを抑えていくという考え方を主眼に置きながら対応していることだけはぜひご理解をいただきたいと思います。まずはスマートインターチェンジの我が町の道路につきましては、100%買収が終りましたので、これを着実に推進をしていきます。あわせて企業局の産業団地の造成は27年度は詳細設計をしますので、これを着実に推進をし、企業の誘致を図って自主財源の確保と雇用の確保等をしていきたい

《「部落解放宣言の町」の看板を撤去すること》

【笹井】 この間、多くの町民の努力と町長の決断によって同和対策事業は終了しましたが、いまだに「部落解放宣言の町」の看板が設置されたままですが看板を撤去の要望が町民から寄せられています。早急に撤去することについてです

【町長】現状のまま看板を設置しておく考えでございます。いろいろな看板があちこちあるのですけれども、最近の強風や老朽化で、実は少しずつ撤去をしております、危険なものについては、どこかで撤去は必要になります。また議会決議ですので議員の皆様方と協議をしながら進めます。

《交通安全対策や防犯対策を充実させ、安全安心な町づくりを》

【笹井】 ①農免道路を通学路にしていますが駒衣地区に歩道がなく、側溝にもふたがないので危険であり対策してほしいという要望があります。
【町長】この側溝は構造上、単純にふたかけができないので、早期にできる安全対策は、端部にポールを立て、注意喚起をするなどで、対応してまいります。


【笹井】 県道本庄寄居線の道路の歩道を全面的につなげてほしいとの要望もあります。通行者、特に通学する児童生徒の安全を守るためには、危険個所の点検を行い早急に対策することについてお聞かせください。

【町長】県道本庄寄居線においても、早期に歩道が整備されるよう今後も引き続き県に要望してまいります。地域や学校関係者の声に耳を傾けながら、通学路の安全対策に取り組んでまいります。


【笹井】 防犯灯や防犯カメラの設置について。
 防犯灯の設置は区長の申請により設置していますが、その努力によって行政区の中の住宅地域にはかなり設置されていますが、犯罪が起こりそうな場所や行政区境のところなどに防犯灯が設置されていません。監視カメラの設置も犯罪防止に効果があるものですが防犯灯の設置と共に町の責任で設置することについてお聞かせください。

【町長】町が設置した防犯カメラは、文部科学省の学校施設における防犯対策の指針に基づき、各小中学校に8台設置しています。道路等にはまだ二の足を踏んでいるところです。いろんな補助事業を使いながら、チャンスがあれば設置をしたいという気持ちだけは持っています。各行政区から選出された美里町地域防犯推進委員さんを中心として犯罪を起こさせない環境づくりを進めています。


【笹井】 防犯灯のLED化の進捗状況と早期に完全LED化し、行政区負担でなく町の責任で防犯対策をすることすることについてお聞かせください。

【町長】現在町では毎年全体の10%程度の街路灯をLEDに更新しております。平成24年度から本格的な更新事業を開始し、平成26年度で3年目となります。平成27年3月末の見込みでは、街路灯全体数1,767基のうち527基がLEDとなる予定で、LED化率が29.8%となります。街路灯の蛍光管の管理につきましては、地元行政区による交換とご負担をお願いをしています。しかし、今後LED化されたものにつきましては、器具の単価が高くなる一方、寿命が長くなるので、町でLED管も含め、器具の管理を行っていくこととしております。今後も引き続きLEDへの更新事業について着実に進めてまいります。防犯灯につきましては、今後新設は全て行政区の皆さんのご負担なしで蛍光管のつけかえ等を含めてなしということになります


2015年3月議会






角田朝枝議員の一般質問― 2015年3月議会

角田朝枝

《誰もが使いやすい公民館にすること》

【角田】公民館はどこにもあって、身近な存在でありながら、使うことがないと遠い存在になってしまいます。私は大沢公民館の「パッチワーク」講座に参加してサークルを作り10年続け、生涯を通しての友人ができました。。10年前は地区館にも館長がいました。子どもたちも公民館が開いていれば、図書を読んだりできました。使う人が固定化又は減少したのは生涯教育委員、公民館運営審議会等もなくなり町民がかかわらなくなったからです。      

【教育長】つながりを強くと言う観点から公民館の役割は多々ある。使用する場合は、手続きとか守っていただくことですが、それは借りにくい部分にはなっていない。工夫、改善をしながら利用者を増やしていけたらと思う。。

《子ども医療費を高校卒業まで無料にすることについて》

【角田】町長は施政方針の中で、就学前の子どもたちが100人未満が続いていることや、日本創生会議が消滅の可能性が高いと発表した町に美里町が入っていることに危惧をもって、人口を増やすには、若い世代の定住を促すことや子育て支援の充実、雇用の拡大など魅力ある町づくりの施策が重要であるとのべています。高校卒業までの医療費を無料にすることの見解をお聞かせください。   寄居町では準備中と聞いています。滑川町では平成23年度からはじめており400人で500万円です。平成25年度は408人で600万円の予算を組んだそうです。町の27年度の予算は26年度より190万円安い予算です。高校生が314人で、あまり財政を使わないでできます。

検討しながら進むべき案件です!

【町長】平成25年度から中学校卒業までの医療費の無料化をして子育て世帯の経済的負担軽減を図ってきました。町では新たな子育て支援として多子世帯の保育料軽減対策で、2人目半額、3人目無料化第1子が18歳になるまで実施。金額的には今の医療費で総額でいくと700万円はかからないかもしれませんが。基本的には義務教育までの間の中でできるものを充実していきたい。


2015年3月議会


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