住民こそ主人公の町　美里町をつろう　　

―一般質問　―

2019年9月議会

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堀越賢司議員の一般質問―　　2019年9月議会

《【高すぎる国保税を引き下げ住民と医療制度を守ること】》

【堀越】日本共産党美里支部が行った町民アンケートの一位は「国民健康保険税や介護保険料が増えた」です。高すぎる国保税は住民の暮らしを苦しめるだけでなく、国民健康保険制度の根幹をも揺るがしています。日本医師会、医療関係者も国民皆保険制度を守るために、低所得者の保険税の引き下げ、保険証のとり上げをやめるよう求めています。政府試算でも、一人当たりで中小企業の労働者が加入する協会けんぽの１．３倍、大企業の労働者が加入する社会保険の１．７倍です。国民健康保険税の算定方式の均等割りは生産性のない赤ちゃんや子どもも対象になりますか。

【町長】国民健康保険税の算定において、所得金額の多少や年齢に関係なくすべての方に均等割を負担していただいています。

【堀越】生産性のない子どもから国保税を徴収することはまるで人頭税です。子育て支援に逆行します。均等割を廃止して社会保険と同じように所得割だけにするべきです。社会保険は、収入に保険料割合を掛けるだけで、家族数は保険料に影響しません。国保税は所得割、資産割、均等割、平等割を合算して算定されます。「広報みさと２月号」では美里町の国保税は四方式から二方式に改定され所得割、均等割りだけになったものの二年ごとに改定される予定です。改定ごとに保険者負担が増えてゆきます。これでは国保税が高く払えない世帯がもっと増えてしまいます。

【町長】美里町国保保運営協議会で協議し三段階で改訂するとしています。現在一回終了し来年二回目の改訂を行う予定です。トータルの調定額は変えないで所得割と均等割に乗せる形で調整します。国費が今回１７００億円入ったことで美里町でも保険税の総額調定額の増額はありません。おそらく来年の改訂でも増額しなくてもすみそうです。現状では基金も積めていますので三回目まで増額改訂しなくてすめばいいと考えています。

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