住民こそ主人公の町 美里町をつろう  

2008年 7月 5日発行第123号

みさと民報

2008年 7月 5日発行・第123号です

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―6月定例議会報告―

財政確保のための? 国保税や水道料の値上げはやめよ!

原田町長は公約を守り「子どもの医療費無料化」の拡充を

日本共産党の角田あさえ・笹井ひとし議員が一般質問



 六月定例議会が六月四日から十九日まで開かれました。議案は08年度一般会計補正予算、税条例、国民健康保険税条例。集落排水処理場建設の下部工事の請負契約。高橋敏夫氏を教育長に加藤久雄氏を副町長にする人事案件など十三議案でした。一般質問は日本共産党の笹井 均議員と角田朝枝議員ほか六名でした。


教育長教育委員に高橋敏夫氏を選任

副町長の加藤久雄氏は議会が否決

 教育長と副町長の選任の人事案件が原田町長から追加議案として提出され議会の無記名投票の結果 教育長教育委員は前大沢小学校長の高橋敏夫氏(大仏)が選任されました。

 副町長は役場前健康福祉課長の加藤久雄氏(木部)が提案されましたが議会が否決し選任されませんでした。

<教育委員の結果>

    賛成   12票
    反対    2 票

<副町長の結果>

    賛成    4票
    反対   10 票


高齢者医療制度で国保税が変更に

【条例が改正されました】

《国民健康保険税条例》

  • 後期高齢者支援金等の課税額を新設しました。(按分するだけで負担金は変わりません)
  • 最高限度額が国保分47万円と後期高齢者分12万円に按分され59万円になります。
  • 税の徴収を年金から天引きすることになります。     ※制度の改悪で平等割が高くなる人がいますが5年間だけ軽減し従来と同じ程度にします。
  • 国保税の減額の特例が廃止されました。(共産党は条例の改正に反対しました)


三月議会で補正された主な予算

《08年度一般会計予算》

町議補欠選挙         168万4千円 

裁判員制度システム改修費     94万5千円

(選挙人名簿から裁判員の順番を決めるようにするもの)

水田効率利用条件整備事業補助金  22万8千円

強い農業づくり支援補助金    442万5千円

(県の補助金・美里町WCS農業組織にロールまき機・コンバインに対する1/2補助するもの。20ヘクタール以上耕作の認定者が対象)

消防団員退職報奨金       10万9千円

《工事請負契約》

農業集落排水南部中央地区処理施設下部工事

        1億3965万円
請負業者 真下建設(本庄市) (入札業者・関口組、上野組、内藤建設、金子組、真下建設)

《公平委員会委員に櫻沢郷雄氏(阿那志)を選任》

 公平委員会委員逸見方直氏の退職の後任に元教育長の櫻沢郷雄氏の選任に議会が同意しました。

請願・陳情の審査結果

 請願1件、意見書提出が2件あり採択になりました。

〔請願〕

◎ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願
       請願者 埼玉県農民運動連合会 会長 立石昌義

             紹介議員  笹井 均

 世界的に食料が不足している中、作付け減反を押し付けながら米を輸入していることの中止を求めるものです。

《意見書》

 意見書を衆参議院議長・総理大臣・経済財政政策担当大臣農林水産大臣などに美里町議会として提出しました

ミニマムアクセス米の輸入停止を求める意見書
 自国の食糧自給の責任を負うことは国の責務です。優良な水田を多く保有する美里町としても日本の農業を守る上からも輸入停止を強く要望しました。
 
国の地方支分部局の見直しに関する意見書

  地方農政局は大半の業務を地方に移管し廃止する案がだされています。

食料の安定的供給は国の義務であり、地域農業の根幹である大規模な基盤整備は引き続き国が主体となって実施し地域農業の着実かつ健全な推進を求めました。




憲法9条と町民の生活を守ろう!!

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