住民こそ主人公の町 美里町をつろう  

★2013年9月議会

一般質問 ―

2013年9月議会




角田朝枝議員の一般質問― 2013年9月議会

角田朝枝議員

《大沢小の子ども達の命をどうまもるのか!》

【角田】暑い夏でした。今年は少し早く2学期が始まりました。子どもたちの元気な声が聞こえてきます。今年も7月に文教民生経済常任委員会で学校訪問をしました。

その際に、大沢小学校の校舎改修工事が終わった後から水道水に濁りがでるようになり困っているとお聞きいたしました。学校も子ども達が登校する前に水道水に濁りがなくなるまで水を流しているとのことでした。まだまだ子ども達の登下校には暑い日が続きます。この水道を直すには何千万円かかると言いますが安心して子どもたちが水を飲めるようにすべきと考えます。

H24度の決算においても学校教育では多額の不用額が出ていました。そういう意味では直せると思うし、子ども達の命だけを思った時に私は考えました。飲み水の検査ですが、濁っているときか、白くなってからなのかどのような
検査をしたのでしょうか。

《飲み水に問題はない。検査している》

【教育長】工事完了後に校舎内の水道の蛇口からさびを含んだ水が出るようになりました。原因は、校舎改修工事にあわせて受水槽を改築するため水道管内の水を抜いたことによると考えられます。

朝一番に蛇口を開けたときにさび色が目につき、少しの間流しておくと無色透明になるという状況が続いています。
飲料水として問題がないか埼玉県環境検査研究会に水道の検査を依頼したところ鉄分は基準値以下で問題はないとの結論を受け共用を再開するとともに、児童の使用する蛇口にはフィルターを設置して対応しております。工事方法などについては、業者に検討をお願いしているところです。


《 3つの児童公園についてどうにしていくのか!》

【角田】H24年度で同和対策事業が終わり、集会所は地域に払い下げ、地域が管理することになりました。また、南阿那志、甘粕、駒衣に児童公園がありますが、町が管理していると思いますが、駒衣児童公園などは草が繁茂していてとても子どもが入って遊べる状況ではありません。近所の方は遊具を増やしてとか、公園として使いたいとの要望があります。あの辺は家も増えてきています。

今小さなジャングルジムと像の水飲み場があるだけですが草が大きくなって隠れてしまいそうです。南阿那志は字でお金を出して近所の人が管理をしていてとてもきれいでした。甘粕は駒衣ほどではありませんが草でいっぱいでした。駒衣公園のことで聞きに行ったら水道代しか予算はないと言います。

あのままだと山になってしまうのではないかと思います。町はこの小さな公園をどうにしていくのでしょうか。地域と話し合っているのでしょうか。考え方をお聞かせください。

《調整が遅れているおわびいたします。》

【町長】町には同和対策簡易児童遊園整備事業により整備した公園が3カ所、また行政区で管理している児童公園も12カ所あり、合計15カ所の小さな公園があります。これらは各地域の皆様に維持管理をお願いしています。

地域の維持管理の手法はことなりますがクリーン美里などを利用してご協力をいただいていると聞いています。今後については特に遊具の老朽化の安全性、利用状況などの調査が必要であると考えています。遊具の点検・公園の統廃合を含めた協議を関係区長さんと調整していきたい。

《庁舎などに血圧計を設置すべき!》

【角田】役場庁舎にあった血圧計がいつの間にかありません。撤去されています。どうしたのでしょうか。他の市町でも人の出入りの多いい場所にはおいてあります。今は家庭にもありますが町の施設にあるとちょっと行ったときに測れて、自分の体調を知ることができます。保健センターにはありますが、役場や中央公民館にも置くべきではないでしょうか。

《設置を増やすことは考えていません。》

【町長】近年では安価で購入できることから一世帯に一台とも言われ、多くの家庭で購入して健康管理していると聞きます。保健センターにありますのでそれを利用してください。


2013年 9月議会

 

  



笹井 均議員の一般質問―  2013年 9月議会

笹井均議員


《スマートインターチェンジを核にしたまちづくりについて》

【笹井】「責任は私がとる」平成20年5月の町長就任から一貫して職員に訴えてきた。お陰様で、4年間で町の課題は、おおむね方向性が示せたと考えています。
また、いよいよ、スマートインターチェンジを核に若者が希望を持ち、プラチナ世代(高齢者)が生き生きと暮らし、十分な雇用があり、環境にやさしい、心豊かなまちづくりに向けた事業を全力で推進します。この間「活力ある心豊かなまちづくり」に向け全力を傾注してきました。と言っていますが

どのような「町の課題とその方向性」町長が示せたのか、また28年10月供用開始予定のスマートインターチェンジの進捗状況と町の核となる企業誘致と十分な雇用確保・若者が希望を持てる施策が進んでいるのか。プラチナ世代が生き生きと暮らせることや、心豊かな街づくりについてお聞かせ下さい。

《用地測量、用地買収は、着手がおくれている》

【町長】 4年間に課題としてきたものがおおむね解決したり、解決に至らなくてもその方向性が見えてきたということです。寄居方面のアクセス道路は、一部地権者から道路線形の変更の要望が出ており、その意向等を踏まえ、調整を行っているところです。

このことにより今年度予定していた用地測量、用地買収は着手がおくれている状況です。町ではブルーベリーの摘み取り等も含めて、地域の資源が活用できる仕組みがあれば、大規模農家でない方々の小遣い稼ぎと言えるか、職業までできる、そういった場があることによって地域の維持が図られる可能性がある。また関連事業の推進を考えているところです。

《町の基幹産業である農業を守ることについて》

【笹井】行政報告で町長は町の基幹産業である農業の振興については、国・県の補助事業を活用した中で、農業生産基盤の整備や環境保全対策事業等を実施し、農業生産の持続性確保に努めてまいりました。と言っています。

本町では、農地の耕作放棄地や、違反転用箇所が増加しています。農業従事者の高齢化、後継者不足を始め、今後についてもTPP交渉が秘密裏に行われたり、消費税の増税がひかえるなど深刻な状況です。

町では、国の政策による「人・農地プラン」は、これからの町の農業をどのような方向で進めていくか、農業経営者、地域の方を中心に話し合いによって策定していくものと言って、今年の4月、話し合いを進めてきました。十分な話し合いができたのか。町としては、どのような方向性を持っているのかお聞かせください。

また、「美里町農業マスタープラン」は、今後の町農業の将来像について、農業は食料を生産する人間社会の財産でありこれからも町の産業として持続させることを目的に、美里町農業マスタープランを策定することにいたしました。町における農業の重要課題を見極め、これをいかに解決し実現化していくかを主眼に置いて策定いたしました。

本マスタープランでは、これからの農業振興方策で基本となる「担い手の育成」「環境保全型農業の実現」「地域営農組織の確立」を3本柱と位置づけ、町の農業振興に積極的に取り組んでいく。としています。

具体的な施策が進んでいるのかお聞かせください。
プランをつくればできるものではありません。それを具体的に一つ一つ実現には、農家の意識改革を始め、人材確保、経営が成り立つ作物の開発など農家の実情を受けそれに対応できる柔軟な対応が必要ですし、時間と人と資金が必要です。そうしたところに力を尽くす考えはないのかお聞かせください。

《集落営農的な仕組みつくりに支援する》

【町長】 「美里町農業マスタープラン」については、農業経営を強くする観点から、ご指摘の3つの柱を位置づけています。担い手の育成及び地域営農組織の確立は、「人・農地プラン」と一体となって推進してきました。

中でも環境保全型農業の実現は、有機栽培、減農薬、減肥料栽培に向けた補助金の交付や、果樹の栽培講習会、剪定講習会の開催など、環境に負荷をかけない農業の普及に努めてきました。今後も、農業の抱える問題解決のため、国、県等の関係機関と連携し、これらの各プランを推進し、農業活性化が図れるよう努めてまいります。ご指摘は真摯に承りながら地域の活性化のためにこれからも努力していく所存です。




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