2014年7月15日発行第147号

★2014年7月15日発行・第147号/

ーー６月定例議会報告ーー

プライバシー保護が危うい！！国民総番号制の体制進む！

消費税と２重の負担増！・軽自動車税引き上げ！！

　二〇一四年六月定例議会が六月三日から十三日まで開かれました。議案は、国保・税条例の専決処分の承認、二十六年度補正予算、税条例の改正、町道の廃止認定、過労死防止基本法制定を求める意見書提出の請願一件、道路改良の陳情一件などでした。一般質問は日本共産党の角田朝枝・笹井均議員など六名でした。

話題
「国会かけある記」　日本共産党参議院議員　紙　智子
　暴走政治をストップさせる熱いたたかいを！
１月から６ヵ月間、通常国会も終了しました。安倍政権の暴走政治は、どの問題でも自共対決が鮮明になり、国民との矛盾が大きくなっています。
　
　国の形を変え集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の動き、教育委員会改悪法、医療介護総合法案、農政改革二法案、ＴＰＰ早期妥結など、悪政への批判が高まり、国会を包囲するヒューマンチェーン.官邸前行動をはじめ暴走政治をストップさせる熱いたたかいが国会でも地方でも広がっています。

　このたたかいと連帯し地方政治を変えようと、道議団、札幌市議団、候補者の皆さん、大門みきし参議院議員、私とで、意見交換を行いました。
　大都市札幌市における格差と貧困問題は全道的に見ても切実であり、政策的な打ち出しと取り組みが必要です。
　
保育待機児の増加に質の低下問題、高齢者の医療・介護の問題などは、国の制度改悪によっていっそう深刻となっています。
道議団、札幌市議団の取り組みが紹介され、いっそう国会と連携した取り組みを強めることが必要です。　

　この間、取り組んできたＪＲ北海道の安全対策、泊原発の再稼動を許さないたたかい、カジノ問題等も重要な局面になっています。　いっせい地方選挙まで、１０ヵ月をきりました。道内各地で調査や懇談、集いなど旺盛に取り組み、知恵を出し合い、たたかいと共同を発展させ必ずや前進するためにがんばろうと決意し合いました。

※６月議会で採択された主な議案

町条例の改正
※「軽自動車税の税率改正」２７年度総額２００万円
共産党は反対しました。　
「自動車業界の要望により自動車取得税を減税廃止した付けを軽自動車税の増税で賄うものであり反対です」。

※「国保税の最高限度額を町長の専決で決定！」
支援金分１４万円から１６万円に。介護分を１２万円から１４万円に引き上げる。

２６年度補正予算***

マイナンバー制導入のためのシステム改修予算を計上！

《一般会計》
１億２０８万８千円を追加し５１億２８８７万１千円にするもの　
【歳入】
■固定資産税　３７４７万８千円
・角田鉄工分・特殊なものがあり県の指導を受けていたため遅れた。
＊歳出で角田鉄工の課税分を工場立地促進奨励金として全額免除したものです。

【歳出】
■特定地域再生事業　　８９３万円

■情報化推進事業　　１０６６万円
マイナンバー制度導入のためシステム改修。　　　　

■経営体育成支援事業補助金（被災農業者向け）２６００万円
・農作物災害緊急対策事業補助金　４０万円
・畜産経営再建対策事業補助金　　３４万円

※請願・陳情・意見書の審査結果

　六月議会に請願一件と陳情が一件があり、請願は継続審査、陳情は採択しました。

◇過労死防止基本法の制定を求める意見書」の提出を求める請願　紹介議員　笹井均　結果・継続審査
・文教民生常任委員会（大島輝雄委員長）は国会で可決される可能性が強いからと採択しないで継続審査としました。

◎甘粕の町道２４５８号線他道路改修　陳情者　甘粕区長　結果・採択

※あぜみち

※笹井均議員・角田あさえ議員の一般質問

・憲法と暮らしを守る !　共産党

・みさと民報発行のための募金をお願いします

・ご意見・ご要望をお寄せください

住民こそ主人公の町　美里町をつろう